境内地



雲海に浮かぶ上社の境内




上社境内にある11の末社は、享和3年(1803年)刊行の「遠江古跡図会」にも、その一部が描かれている。
現在は、本殿右脇に「安座石社」が祀られ、本殿に上る階段の左手に内宮社・外宮社・祓戸社の3社、右奥に天神社・水神社・山姥社・小國社・風神社・白山社・山神社の7社が並ぶ。
山姥社は、山姥伝説を伝える本殿北の「機械井」(ハタオリイ)の畔にあった小祠であります。








(しんもん)
神 門

上社から少し下った表参道に建つ、境内で最も古い建造物。
入母屋造り、銅板葺きで、軒下に文化9年(1812年)諏訪三郎の作と伝える華やかな彫刻がある。
棟札に天保2年(天保2)信州上諏訪の立川流の名工である二代目和四朗冨昌、和蔵父子とその弟の次右衛門富保・喜三良父子の手で奉建されたことが記されている。








(にしのかどもりのしんもん)
西ノ閽の神門

御鎮座1,300年記念事業の一環で、スーパー林道沿い参道に造営、材料は、地元天竜杉を使用

平成17年10月29日竣工


神門四隅に施されている四神。
写真左より青龍・朱雀・玄武・白虎
南部白雲作










幸福の鳥居

遠都淡海、遠州灘を遙かに望む
標高866m秋葉神社








(ほんでん)
本 殿

高い石垣が組まれた上社の最高域に、秋葉山頂の神域を背にして建つ、現社殿は、昭和61年(1986年)の再建。流れ造りの本殿と入母屋造りの拝殿を幣殿で繋ぐ権現造りで、建坪130坪、総檜造り拝殿正面には唐破風の向拝が続く。

昭和61年遷座祭








(かぐらでん)
神楽殿

本殿の下方、向かって右に建つ素木の社殿。「秋葉の火まつり」で知られる12月16日夜の防火祭で古式豊かに執り行われる三舞の神事の舞台となる。

平成4年竣工








気田川のほとりに鎮まる下社




下社の正式名称を「遥斎殿(ようさいでん)」といい、山上の御本殿を遥拝する神殿である。
現在の社殿は切妻造りで昭和18年の建立。神さびた雰囲気を慕う参詣者も少なくない。社殿横にあるのは巨大な鉄製「十能」「火箸」である。
いずれも炭火に使う日用品。火の神様への信仰で昔から鉄鋼業の崇敬者が多く、鉄の工芸品も数多く寄進された。ここまで巨大な理由は職人たちが秋葉さんに奉納するということで大きさや精緻さで技術を競ったからである。
残念なことに古い品は戦時中にほとんどが供出されたが、戦後改めて奉納されたものが下社横に掲げられている。
下社門前は気田川の河川敷であり、川遊びやキャンプ場、鮎釣りの名所として多くの人に親しまれている。









表参道


秋葉山の一帯は、天竜奥三河国定公園に指定されています。山麓の坂下から山頂へ上る表参道は、東海自然歩道として整備され、山歩きをするハイカー達に親しまれています。
風光明媚であるだけではなく勾配の急な坂道には、参詣者相手の茶屋や渡世場の跡、常夜燈や町石が点々と残され、江戸時代の秋葉詣での雰囲気を肌で感じることのできる歴史の道でもあります。